豆撒いたら夕焼け

今は留学中

イギリスの空って広いな〜

 

 

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写真を見ていただければ分かるが、とても空が広い。イギリスに来てまず最初に感動したことだ。そして空が広いということは夕日が綺麗に見えるということでもある。広大な空に落ちていく太陽は素晴らしい。そして夜も見事な星を観察することがいとも簡単なのである。

ただ空が広いというのはとても抽象的でよく分からない。

空に大きさなんてあるのか?

 

そこで空が広いと感じる理由を自分なりに考察してみた結果以下の5点が浮上してきた。

 

1高い建物がない

2電線がない

3山が少ない

4風が強く雲の流れが速い

5グラデーション、形ともに多彩

 

というものだ。

 

 

イギリスはロンドンであっても中心地を外れると高い建物が減る。また中心地でも広場が多く建物の密度が低いのが一つの理由だろう。さらにカンタベリーまで来ると全く高い建物がない。市街地はカンタベリー大聖堂やマーロウシアターを除けば高くて3階建てである。一般の住宅は2階建てが多く、高層マンションんなんてものはカンタベリーには存在しない。

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そして電線もない。ほぼない。建物が低いのと同じくらいの効果があると感じる。

やはり地震がないため電線地中化が容易なのだ。

電線の重なりがまるで額縁のように空を切り取るのが空を小さくしてしまう原因なのではないだろうか。

 

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 山も少ない。もちろんないわけではないが日本に比べると少ないし、イギリスの最高峰はスコットランドのベン・ネビス山1344メートルである。建物も高くなければ山もないと下図のような地平線に太陽が沈んでいく雄大な景色を見ることができる。 

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イギリスは1日に四季があると言われているのは有名だ。朝晩での温度差が激しいことや雨が降ったり止んだりを繰り返すことでそう言われるようになった。イギリスは偏西風がふく。この風の影響で雨雲が流れ、雨が止むのである。つまり雨雲に限らず雲の動くスピードがとてもなく速いのである。これは空を見上げればものの5秒でで気づく。

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雲の流れが速いということで雲が多様な表情を見せてくれる。また高低差もある。雲の位置が同一でないために奥行きがでる。その視覚的効果はかなり高い。そして夕方に見える空は非常に美しいグラデーションを描き一層奥行き感を引き出してくれる。

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最近は寒くてなかなか星が見れなくて残念である。

 

 

東京の電線だらけの空もそろそろ恋しくなってきたなぁ。